前回の私のブログで変わった法律を紹介しましたが、今回は世界の珍しい税金を3つ紹介したいと思います。
ポテトチップス税(ハンガリー)
2011年にハンガリーが国民の男性の26.2パーセント、女性は20.4パーセントが肥満となり、国民の肥満防止を目的として導入した税金の制度です。
ポテトチップス税という名称ですが、課税の対象となるのは、ポテトチップスだけではなく、お菓子やジュースなど、糖分や塩分などが高い割合で含まれている食品となっています。
犬税(ヨーロッパ各国) 住民税の犬バージョンです。ドイツ、オーストリア、オランダ、フィンランド、スイス、チェコなど、ヨーロッパの国々では犬を飼うと税金が課せられます。
集めた税金で街の犬のフン掃除の費用にあてているそうです。犬を飼ったあげく、自分で買えなくなって捨ててしまうことの抑止にもつながる効果を見込んでいます。
営業税(ドイツ) 長時間労働を厳しく取り締まるドイツでは、企業の動きを国が厳しく規制しており、店舗などを日曜日に営業する際には営業税が課せられます。また、「閉店法」という法律があり、飲食店以外の小売店は日曜日に営業ができないと定められていますので、日曜・祝日になるとほぼすべての店が閉まってしまいます。
世界には様々な税金がありますが、それぞれ異なる社会的背景や理由があることがわかります。
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